パールビズ(Pearl Biz)とは、「クールビズ(Cool Biz)」をもじり、「清潔感」や「まごころ」「誠意」というイメージをもつ真珠(Pearl)と、仕事や職業の意味を表す「ビジネス(Business)」の短縮形ビズ(Biz)をあわせた造語です。
この言葉には、宇和島地域の特産品である真珠製品を身につけることで、地元に対する愛着をもっていただくこと、また地域外の方々に対して真珠をアピールすることで、話題性やストーリー性をもたせて、ひとりひとりが「真珠の町宇和島」の「歩く広告塔」として活躍していただくことを期待する意味がこめられています。

2010年12月6日月曜日

10月28日付の交通新聞に

パールビズ担当者です。先日、「チーム・パールビズ」の記事で凛々しくも、そしてかっこいい写真を掲載させていただきましたJR宇和島駅の駅長さんから、10月28日付けの交通新聞さんにパールビズの記事が掲載されたよと、当市の地域づくりマネージャーに記事のご紹介をいただきました。

ということは、どんな風に記事が掲載されたのか、みなさんに知ってもらわなければ!ということで、担当者はさっそく「交通新聞」を発行している「交通新聞社」さんの編集部様にお願いをいたしまして、なんとご厚意により記事をご紹介することができました。交通新聞社さん、ありがとうございます。

ちなみに、交通新聞社は時刻表とか旅の手帖とかを発行している会社さんです。担当者はかつて「青春18きっぷ」ユーザーだったので、よく時刻表にはお世話になりました。

では、記事のご紹介です。しかし、さすがプロですね。簡潔にパールビズの紹介はおろか、真珠産業の状況もわかりやすく教えてくださってます。ありがとうございます。


10月28日付 交通新聞「墨滴」

 全国屈指の真珠の生産量を誇る愛媛県宇和島市で、市の職員が始めた真珠製品を身に着けてPRする「パールビズ運動」が輪を広げている。今や地元企業とともにJR四国の宇和島駅の社員もこの運動に参加しているとあって、観光客へのアピールにも効果大という声も聞く
▼真珠の養殖は古く、1893年(明治26年)に三重県の志摩半島で始まったのが世界で最初だ。養殖には湾が多く入り組んだ地形のリアス式海岸が適しているとは知られているが、もともとアコヤ貝を志摩に出荷していた関係から、宇和島市でも明治の後半に真珠の養殖がスタートしたといわれる
▼その生産高は、三重、愛媛に長崎を加えた3県で日本一を競っていたが、近年は景気低迷や安価な外国産の影響で、1990年(平成2年)に2万6,000トンだった愛媛県の生産高は、2008年には7700トンにまで減少したそうだ
▼そこで、この危機を乗り切るため、宇和島市の職員が立ち上がった。それが2007年にスタートしたパールビズ運動である。その名はクールビズをもじった言葉で、職員がアクセサリーや携帯ストラップなどの真珠製品を身に着けて自ら“歩く広告塔”となり、「真珠のまち宇和島」をPRしているものだ
▼現在、宇和島駅のほか、地元企業、原稿、飲食店、観光スポットの従業員などにも広く運動が浸透し、少しずつ売り上げにプラス効果が表れてきているとの声も聞く。ささやかなこのパールビズキャンペーン、どこまで地域経済活性のけん引役となるか、注目したい。

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