パールビズ担当者です。
今回は「宇和島真珠」にまつわる小説のお話です。
前回は「契島伝説」についてのお話でしたが、今度は著名な作家さんの作品です。
海の星座
作者は芥川賞作家の津村節子氏。「長英逃亡」や「ふぉんしーほるとの娘」の吉村昭氏の奥さんでもあります。吉村昭さんや津村節子さんはグルメとしても知られ、けっこう宇和島のおいしいところを紀行文として紹介してくださっていますし、旧木屋旅館にも宿泊されていることが確認されています。
で、海の星座のお話ですが、
内容(「BOOK」データベースより)
南国宇和島の海で育まれた真珠の美しさに、深く魅せられた新進のジュエリーデザイナー篠田裕子は同時に二つの恋を得た。真珠商を営む都会の洗練された中年男性と真珠養殖に従事する若くて逞しい男性と。2人のはざまでゆれ動く微妙な女心を、南国の海と東京を舞台にして、流麗な筆致で描いた長篇恋愛小説。
となっています。この本をつくるにあたって、津村節子氏は丹念に宇和島を取材されていますので、宇和島真珠についてもよくわかることと思います。市立図書館でも閲覧ができると思いますので、秋の夜長に宇和島ゆかりの本を読書するのはいかがでしょうか?
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